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院長日記
医療情報
2018.05.28
正しい医療情報を手に入れたい

ネットを見ると、簡単に医療情報が入手できる世の中ですが、何が正しいのかさっぱりわからないというお話を患者さんからよく伺います。
サイトによって、書いてあることが違うということがよくあるからです。
さらに、友人など身の回りの方から入ってくる情報があるのでますますよくわからなくなりますよね。

私も、医療情報を含め、日常生活で知りたい情報はネットで入手することが少なくありません。
医療情報に関しては、情報源の信頼性を重視しておりますが、それを怠ると、正しくない知識もたくさんついてしまう可能性があります。

最近、本屋さんで見つけた本です。
「健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方」

この本には非常に共感させられました。
内容を少しだけ紹介させてもらいます。
詳細な内容に興味のある方は是非本を買ってください。

この本の冒頭に、正しくない医療や健康による情報に騙されたことがない人はおそらくいない、と書かれています。
人はだれでも「信じたい情報しか信じない」ようです。ですので、簡単に違うサイトに飛べるインターネットでは、自分の信じられない趣旨が書かれているサイトは頭に入らず、自分の共感できることが書かれているサイトのことしか頭に残りません。例えば、予防接種のワクチンに肯定的な人と否定的な人が同じようにネットサーフィンをしても、入ってくる情報は同じではなく、偏ってしまうということが起きてしまうのです。ワクチンに否定的な人ではワクチンの副作用のことばかり頭に残り、肯定的な人では良い情報だけが頭に残るということがあり得るようです。

医療情報の正確性の判断は非常に難しいです。とくに、医師の情報は本当に正しいのか、新聞や出版物の情報は正しいのかを見極める必要があります。この本の著者は、情報のリテラシー(情報活用能力)を身につけることを勧めています。そのためには、5W2H(「何を」「誰が」「どこで」「いつ」「いくら、どのくらい」「なぜ」「どのように」)を意識することが大切であると書かれています。

次回、このあたりについてさらに書いてみたいと思います。

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