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水虫(足白癬・爪白癬)

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水虫(足白癬・爪白癬)について

水虫(みずむし)は白癬菌というカビの種類の感染症です。かゆいと思われがちですが、かゆくないことも少なくありません。

うつりやすい場所はプール、公共浴場、家庭内などですが、とくに湿ったところは要注意です。

家庭内だと、バスマットやスリッパなどを水虫を持つ家族と共有すると簡単に皮膚に付いてしまいます。付いただけでは感染はしないのですが、水虫の大好きな高温多湿な環境を作り上げてしまえば感染が成立します。

足だけではなく、爪にも入り込んでいることがよくあり、そうなると爪は白く濁り、厚く粗造になります。

治療について

基本的には、足白癬・爪白癬とも抗真菌剤の塗り薬を用います。

最近の塗り薬は非常によく治りますが、治りにくいと判断した場合は飲み薬を用います。こちらも大変効果があります。

足白癬外用薬の塗り方(PDF)

クレナフィンの使い方(PDF)

クレナフィンの使い方(動画)

ご注意点

患者さんから、ご家族の方が水虫だけど治療してくれないという話をよく聞きます。
家族に水虫の人がいる場合、一緒に治療するようにしないと、例え一時的に治ったとしてもまたうつされますので得策とはいえません。家族みんなで治療を受けましょう。

プールや公共浴場はうつりやすいですが、水虫が付着しても自宅に帰って足だけもう一度洗えば大丈夫です。

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