レーザー治療
色素沈着にはしみ(エイジングスポットや肝斑),そばかす,にきび跡などいろいろなものがあります.レーザーで取れるものと取れないものとあり治療法も様々です.まずエイジングスポット(老人性色素斑)ですが,これは長年紫外線に当たったことによる「光老化」が原因です.早い方では20歳代で出る方もいます.顔中どこにでも全く不規則な大きさ,形でばらばらに出るのが特徴的です.レーザー でほとんど取れますが,数ヶ月間は日焼け止めや美白クリームでのケアが必要です.そばかす(雀卵斑)も同様にレーザーで取れます.当院では最新式のYAGレーザーで治療を行っております.
次に中年の女性に多い肝斑ですが,これはレーザーを当てるとかえって濃くなります.40歳前後で 出来ることが多く,ホルモンバランスの乱れが大きな原因となります.若い方でも,妊娠出産が契機となって出てくる方もいます.左右対称性に出来ることが特徴的で頬に最もよく見られます.レチノイン酸・ハイドロキノンクリームの外用やビタミンC,トラネキサム酸の内服などでかなりきれいになりますが,ある程 度時間はかかります.にきび跡もレーザーで色を薄くすることはできませんが,レチノイン酸・ハイドロキノンクリームで凹凸を含めて改善することができます.
肝斑とエイジングスポットは実際には混在していることが少なくありません.この場合は肝斑の治療をしてからエイジングスポットに対してレーザーを当てます.エイジングスポットが肝斑と混在していれば,レーザーが無効だからです.いずれにしても,ほとんどの色素沈着は薄くすることが出来ますのでご相談ください.
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